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初めて合唱をする時、覚えておいて損はない音楽用語!

  • 執筆者の写真: 将史 加藤
    将史 加藤
  • 2024年11月29日
  • 読了時間: 3分

更新日:11月18日

こんにちは!

愛知県名古屋市で活動している愛知混声合唱団の加藤です。これから合唱を始めてみたい方や、久しぶりに歌いたい方に役立つような記事を書いていきます。

🎵 音楽記号ってなんだっけ?

中学校の音楽の授業で習った「音楽記号」、覚えていますか?「すっかり忘れてしまった…」という方も多いのではないでしょうか。

音楽記号とは、楽譜の中で音の強さ・速さ・表情などを指示するためのマークです。もし音楽記号がなければ、五線譜に音符が並んでいても「どんな気持ちで歌えばいいのか」がわからなくなってしまいます。つまり、合唱をする上で欠かせない「音楽の言葉」なんです。

🔊 覚えておくべき最重要記号:クレッシェンドとデクレッシェンド

合唱でまず覚えておくと便利なのがこの2つ。

  • クレッシェンド(Crescendo):段々強く(< や “cresc.” と表記)

  • デクレッシェンド(Decrescendo):段々弱く(> や “decresc.” と表記)

この2つは、曲に“うねり”や“感情”を生む大切な要素です。同じメロディでも、強弱の付け方でまったく印象が変わります。

たとえば合唱で感動的なクライマックスを作りたいとき、クレッシェンドを意識して声を重ねていくと、自然に心を揺さぶる音楽になります。逆に、デクレッシェンドで静かに終わると、聴く人の心に余韻を残せます。

💡 P(ピアノ)とF(フォルテ)もセットで!

強弱記号としては、次の2つもよく使われます。

記号

意味

読み方

p

小さく

ピアノ

f

大きく

フォルテ

この2つは基本中の基本。クレッシェンドと組み合わせて、「p → f」に向かうように歌えば、自然と音楽が盛り上がります。

🎤 実体験から学んだこと

私自身、大学生になってから合唱を始めました。最初のうちは、音楽記号なんて全く意識しておらず、「クレッシェンド?デクレッシェンド?何それ?」状態でした(笑)。

その結果、

  • 段々強くする部分で声が出ず

  • 段々弱くする部分で音を残してしまいとても恥ずかしい思いをしたのを覚えています。

この経験から、最初に覚えるべき音楽記号はクレッシェンドとデクレッシェンドだと確信しました。これを知っているだけで、合唱の表現力がぐっと上がります!

🎶 見て覚えよう:クレッシェンドとデクレッシェンドの形

クレッシェンドは「<」、デクレッシェンドは「>」のように書かれます。まるで音の“道”のように見えますね。これを見つけたら、「だんだん強く」「だんだん弱く」と意識して歌ってみましょう。

🌟 まとめ

  • 音楽記号は、歌に感情を与えるためのサイン

  • 特にクレッシェンドとデクレッシェンドは、初心者が最初に覚えるべき重要記号

  • たった2つ覚えるだけで、合唱の表現力が見違えるほど変わります。

少しずつ記号を覚えて、音楽を“読む”楽しさを感じてくださいね。

クレッシェンド
クレッシェンド


デクレッシェンド
デクレッシェンド









小さな記号を知るだけで、音楽の世界がぐっと広がります。


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